中国近代史を読み解く「画報」の魅力を余すことなく伝える雑誌、待望の復刻!!

第一回配本　5 巻セット110,000 円（税別）
※単巻22,000 円（税別）
同時1～3アクセス共に同一価格

良友　収録巻数・価格表

 

1926 年から1945 年に中国で刊行された雑誌『良友』。
政治、経済から映画や芸術などの文化までを、従来の新聞雑誌とは違い、写真を多用することで、誰もがどこでも読める生活雑誌を目指し、中国からアジア・欧米に向けて発信した大衆娯楽雑誌を原本そのままのカラーで再現!!
中国近現代史の中で特異な発展を遂げた上海。そのモダンで多様な都市生活の空間を背景に時代をリードした姿は、たいへん興味深い資料を提供してくれる。
同時代の上海で活躍した女優の紹介はもちろん、写真、旅行、演劇、建築、美術、音楽などのあらゆる分野にわたる記事を掲載しており、政治、戦争などで暗躍する軍事スパイなどに関連する海外の最新情報も紹介しています。毎号の表紙の写真を飾っている美しい化粧のモダンガールも見逃せない。

陳祖恩　上海・元東華大学教授
Son an-suk　孫安石　神奈川大学・外国語学部教授
森平 崇文　立教大学・外国語教育研究センター教授

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孫 安石（神奈川大学外国語学部 教授）
『良友』画報は、まさに新たな時代の画報界をリードした最も先駆的な雑誌であった。『良友』画報の専門スタッフには、中国で高等教育を受けた人々及び欧米で専門技術を習得したテクノクラートが含まれていた。また、『良友』画報の創刊者である伍聯徳が同誌の英語名”The young Companion”にこだわった理由は、彼が『良友』に先立って創刊した『少年良友』の英語名を受け継いだことにあり、その事実はよく知られているが、画報界の若い雑誌であり、先駆的な雑誌を標榜したかった伍聯徳の意図が滲んでいる。(・・・　一部抜粋　・・・)

日本近現代史、メディア史、アジア史、近現代中国、上海近現代史、政治・経済、軍事史、大衆文化、芸術、芸能、民俗学の研究者、大学図書館、公共図書館