国際写真情報 復刻版 図書出版 株式会社かなえ

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国際写真情報 復刻版

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カテゴリー:

グラフ誌・大衆誌 戦争・軍事 社会・文化・民族・風習 美術・芸術・芸能・建築

発 売 日:

2021年8月

書籍の媒体:

冊子書籍 電子書籍

内残存数の少ない稀覯誌【国際写真情報】とは 1922年から1968年まで国際情報社より刊行された写真報道誌。

価格・ISBN等

◆電子書籍


本体価格88,000円+税~176,000円+税
全巻揃い価格:1,064,800円+税

 

◆印刷書籍


仕様:A4判並製/カラー(原書を忠実に表現)
納期につきましてはオンデマンド印刷の為、ご注文いただいてから最長60日を頂戴しております。

 

国際写真情報 価格表


 

書籍詳細

国内残存数の少ない稀覯紙。1922年から1968年まで。わが国初の本格的月間グラフ雑誌として、国際情報社より刊行された。大正、昭和戦前、戦中、戦後の写真を原本そのままのカラーで再現。表紙を含めた全頁に本誌にない月号表示とページ数を付し、 電子書籍には便利なしおり機能も加えることで、用語検索も充実。国際関係、政治、皇室、産業、社会問題、教育、建築、芸術、医学、宗教、旅行、伝統文化、伝統工芸、スポーツ、科学、ファッション、娯楽、暮らし等幅広い分野を網羅。英文対訳記事も多数(中文対訳記事は1938年~1945年)あり。

英語名は、「 The International Graphic」。その誌名が示す通り、国際色豊かな記事が多い。
約80名の特派員を世界に派遣。独自の取材記事や写真の他に、海外のニュースソースを日本語に翻訳している記事が多いのが多くのグラフ雑誌とは一線を画する特異な特色の一つである。
日本の国際関係や東アジア関係を取り扱った報道写真及び記事が多く掲載されており、世界各国の人々の生活、文化、娯楽、科学、産業、災害、事件などの情報をリアルタイムで伝えるとともに人々の目楽しませながら情報を伝え、知識・教養を涵養しようとしていたことがうかがえる。
英語と日本語のバイリンガル・ニュースは明らかに海外の読者迄を意識していた。

特色の二つ目は、多岐にわたる掲載ジャンル、とりわけ英語・中国語の対訳記事が多いことである。
当時の日本が、欧米(英語)や中国(語)の記事をいかに訳したか、という観点で大変興味深い。

特色の三つ目は、戦前・戦中・戦後までの46年間にわたり、グローバルな情報を戦前・戦中・戦後にかけて(1922年~1968年)まで届けたことがあげられる。
とりわけ日韓関係においては、韓国戦争の休戦協定、在日朝鮮人の北朝鮮送還、李承晩とと朴正熙政権下の韓国情勢など、日韓国交正常化に至るまでの陣痛や両国間の緊迫した様子がリアルに浮き彫りになっている。
つやのあるコート紙を使っているのも特徴で、当時の写真が今見ても鮮明によみがえることだ。
※特色については、横浜国立大学都市イノベーション学府・研究院 朴祥美 准教授の推薦文から引用。

こぼれ話:21世紀に入って流行する大学の学部・学科名を彷彿とさせるが、当時、《情報》はスパイ活動とほぼ同義で、《国 際》は《国粋》の反対語として、否定的なニュアンスを持っていた。本誌の題名《国際》と《情報》は、現代の用法をまさに先取りしていた。
また、 当時まだ珍しい《写真》を多用する《情報》誌でもあった。

刊行年代

大正以前

推薦(敬称略)

姫田義光  中央大学名誉教授 中国現代史
井上祐子  公益財団法人政治経済研究所主任研究員・視覚メディア史研究
蒋 豊   北京大学客員教授『人民日報海外版日本月刊』編集長
森 暢平  成城大学文芸学部教授
朴 祥美  横浜国立大学都市イノベーション学府・研究院准教授

推薦文のPDFはこちら

解説(敬称略)

『国際写真情報』の復刊によせて
横浜市立大学 名誉教授 加藤 祐三
歴史研究にとって文字資料はなによりも重要であるが、これに加えて映像や図像、モノの資料は欠かせない。一枚の絵、一枚の写真がどれほど歴史の実像を豊かにしてくれるか。
歴史研究に限らず、ひろくすべての学問の各分野にそれぞれの研究史があり、それを探るために映像や図像、モノの資料(以下、図像資料とする)は欠かせない。
先行研究(著書・論文等)を読むことは不可欠の前提である。自分の進めたいテーマの研究史を尋ね、そこから着想を得ようとする時、感性で把握する図像資料は、論理的な文章語とは別の働きかけをしてくる。一方、講義・講演等を聴く側にとっても、図像資料は理解をさらに助けてくれる。
一、開架式図書館で
ところが図像資料を入手するのは容易ではない。この場合、(一)必要な図像資料とは何かを考え、(二)その所蔵先をつきとめ、(三)新聞・雑誌等の図像資料の宝庫を見つけた後は、取捨選択しつつ、いかに使いこなすかが問題となる(・・・ 一部抜粋 ・・・)

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