関東大震災から100 年。ラジオもテレビもない時代、日本中を震撼させた関東大震災。約１ヶ月で発売された当時のままの写真や記事を中心に、国民の感情と共にリアルに振り返る。

■電子書籍■

17,600円＋税　ISBN 978-4-86759-387-5
※同時1 ～ 3アクセス共に同一価格です

 

■印刷書籍■

18,000円＋税　ISBN 978-4-86759-388-2 （A4並製）

1923年（大正12年）9月1日11時58分頃マグニチュード7.9の震災が発生。 死者・行方不明者100,000人以上、全壊家屋は100,000棟以上に及ぶ。

ラジオもテレビもない時代、当時はこの震災の情報は、雑誌や新聞からしか得ることができなかったため、被災の混乱から約1カ月後に刊行した国際写真情報10月号(関東大震災号)を購入するために長蛇の列ができた。

さらに翌月の11月号(世界の大震と復興)と4年後の各所の復興比較写真を掲載した1927年9月号(関東大震災復興号)の3冊を合本。関東大震災のの発生、地震の直後に大火災によって東京が大打撃を受けることは誰もが予測だにしていなかった。

関東大震災の教訓は日本の防災対策の礎になり、市街地建築物法(今の建築基準法)が改正され、日本で初めて耐震基準が定められたり、災害時の避難や防火の役割を担う数多くの公園が整備された。

関東大震災から100年。関東大震災の惨状を実感し、将来の自然災害に対する教訓として記録に残す目的で刊行。

【国際写真情報】とは
1922年から1968年まで国際情報社より刊行された国内残存数の少ない写真報道誌。
国際関係、政治、皇室、産業、社会問題、教育、建築、芸術、医学、宗教、スポーツ、科学、ファッション、娯楽、暮らし等幅広い分野を網羅。

 

大正以前

『関東大震災号』（1923年10月号）、
『世界の大震と復興（関東大震災號姉妹篇）』（1923年11月号）、
『關東大震災回顧號』（1927年9月号）
上記の『国際写真情報』3冊を合本して当時のままを復刊！

『国際写真情報復刻版』と『関東大震災―被災直後の報道写真―国際写真情報合本』の関係