ソビエトグラフ 復刻 日本語版 図書出版 株式会社かなえ

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ソビエトグラフ 復刻 日本語版

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カテゴリー:

グラフ誌・大衆誌 海外

発 売 日:

2022年7月

書籍の媒体:

冊子書籍 電子書籍

ソビエトが世界に向けて発信した「社会主義」を誌面から捉える”貴重な資料”の復刻!!

価格・ISBN等

■ 電子書籍 ■
第1回配本:1966~1967年 ISBN:978-4-86759-180-2 99,000円+税
第2回配本:1968~1969年 ISBN:978-4-86759-202-1 99,000円+税
第3回配本:1970~1971年 ISBN:978-4-86759-252-6 99,000円+税
第4回配本:1964~1965年 ISBN:978-4-86759-337-0 99,000円+税 ※欠号あり
第5回配本:1962~1963年 ISBN:978-4-86759-252-6 99,000円+税 ※欠号あり

※同時1~3アクセス共に同一価格

■ 印刷書籍 ■
第1回配本:1966年~1967年 ISBN:978-4-86759-365-3 150,000円+税
第2回配本:1968年~1969年 ISBN:978-4-86759-366-0 150,000円+税
第3回配本:1970年~1971年 ISBN:978-4-86759-367-7 150,000円+税

※納期につきましてはオンデマンド印刷の為、ご注文いただいてから最長60日を頂戴しております。

書籍詳細

ソビエト社会主義共和国連邦(以下、ソ連)の事情をカラー写真などで伝えた雑誌『ソビエトグラフ』は、それまで1950 年代に日本語で発行されていた『ソビエト同盟』の改題誌として、1958 年4 月1 日に発行された。『ソビエトグラフ』の題字下には「社会政治月刊画報」と記され、「1930 年にゴーリキーによって創刊1950 年まで『建設すすむソ連』という名前で発行」とあるように、ソ連本国で刊行されていたロシア語版の『建設すすむソ連』を創刊誌として位置付けている。日本国内で確認できる『ソビエトグラフ』の終刊号は、1990 年12 月号である。
1968 年当時の『ソビエトグラフ』をみると、「ロシア語、日本語、中国語、朝鮮語、ヒンズー語、ベンガーリー語、ウルドウ語、アラビア語、ベトナム語、ハンガリア語、ルーマニア語、セルブ・クロアート語、英語、フランス語、ドイツ語、モンゴール語、スペイン語、フィンランド語」の十八カ国語で発行され、その後、イタリア語版、ポルトガル語版なども加わった。
ソ連は15 の共和国から構成されており、中でもロシアは共和国諸国の中の一国でしかない。自然も豊かで、歴史名所も多く、多民族からなるソ連の最新の状況を垣間見せてくれる『ソビエトグラフ』は、未知なる遠い異国の状況を生き生きと伝えてくれる貴重なメディアだった。
同誌では、特集が組まれる号もあったり、毎号トップページには「内外評論」「時事評論」といったオピニオンが掲載された。内容面でも、例えば、ソ連の注目すべき出来事に関する記事、「少年と少女へ」といった子供向けの記事、ソ連のスポーツ、アスリートに関する記事、ソ連とロシアの歴史に関する記事、ソ連と他の国々との協力に関する記事、観光や貿易の記事も掲載された。「編集部への手紙」も、世界各国からさまざまな投書が寄せられた。「ロシア語会話のコーナー」も日本語版の有力なコンテンツの一つであった。

《編集・発行》
ソ連側発行元:プログレス社  編集長:N.グリバチョフ(1910~1992 年)
日本語版責任者:川越史郎(1925 年生)  日本語版発行・発売:ナウカ

刊行年代

昭和(戦後)

推薦(敬称略)

井上祐子 (公益財団法人政治経済研究所主任研究員)
ロシア語、日本語を含め、19ヵ国語版が刊行された『ソビエトグラフ』は、ソビエト連邦が世界に向けて発信した自己イメージだといえよう。ソ連の産業や科学、歴史や文化、各地の人びとの暮らしぶりが誇らしげに伝えられている。東西冷戦の中、西側陣営に属する日本では、同誌は社会主義国のビジュアル・メディアとして貴重なものだった。すでに刊行されている『国際写真情報』や『毎日グラフ』には、日本側のソ連や国際情勢に対する認識がうかがえる。日ソ双方の誇張や歪みを含めて両者のソ連イメージを比較することは、冷戦時代のソ連という国を検証する手がかりとなり、それは現在のロシアを理解することにもつながるだろう。

解説(敬称略)

吉田則昭 (目白大学 メディア学部メディア学科准教授)
『ソビエトグラフ』はソ連の内政や外交に関する記事を掲載し、人びとの生活を伝えてきたことなどから、1980 年1 月7日に「ソ連の生活様式、共産党と「ソ連国家の国内・国際政策、平和、社会正義、民族間の友情と協力の思想の宣伝について取材した偉大な功績」に対して最高の栄誉であるレーニン勲章を授与された。
まだ見たことのないソ連の何かを、読者に見てみたいと思わせるものが、この『ソビエトグラフ』にはあった。それはエキゾチシズムかもしれないし、ノスタルジーかもしれないが、まず何よりもソ連から毎月届けられる新鮮な一次情報であったことはまちがいない。(・・・ 一部抜粋 ・・・)

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キーワード

  • ソビエトグラフ
  • ソ連