日本出版史上初めて発行部数100万部を突破!家族で回し読みされるほど、熱狂的な支持を受けた「国民的大衆雑誌」。
価格・ISBN等
◆第1回配本(全4巻) 価格:各巻 本体価格11,000 円 + 税
第1巻1927 年 1 月号 978-4-86759-257-1
第2巻1927 年 2 月号 978-4-86759-258-8
第3巻1927 年 3 月号 978-4-86759-259-5
第4巻1927 年 4 月号 978-4-86759-260-1
◆第2回配本(全4巻) 価格:各巻 本体価格 14,300 円 + 税
第5巻1927 年5月号 978-4-86759-402-5
第6巻1927 年6月号 978-4-86759-403-2
第7巻1927 年7月号 978-4-86759-404-9
第8巻1927 年8月号 978-4-86759-405-6
※同時 1 ~ 3アクセス共に同一価格です
第1巻1927 年 1 月号 978-4-86759-257-1
第2巻1927 年 2 月号 978-4-86759-258-8
第3巻1927 年 3 月号 978-4-86759-259-5
第4巻1927 年 4 月号 978-4-86759-260-1
◆第2回配本(全4巻) 価格:各巻 本体価格 14,300 円 + 税
第5巻1927 年5月号 978-4-86759-402-5
第6巻1927 年6月号 978-4-86759-403-2
第7巻1927 年7月号 978-4-86759-404-9
第8巻1927 年8月号 978-4-86759-405-6
※同時 1 ~ 3アクセス共に同一価格です
書籍詳細
第一次世界大戦が終結し、普通選挙法が公布された1925年(大正14年)。日本社会において、「大衆」が発見されてゆく時代を背景に「一家一冊」「面白くてためになる」を謳い、「キング」は生まれた。
創刊の1925年新年号から終刊の1957年12月号までの32年間は、大正デモクラシーか ら昭和ファシズム、GHQの占領を経て戦後復興に至る激動 時代である。
この現代日本社会の成立期は、文化史上まさに 「『キング』の時代」なのである。
《国民大衆雑誌》 『キング』は「日本一おもしろい、日本一為になる、日本 一安い雑誌」を謳い、19258年新年号として前年12月に 創刊された。
構想5年、外国雑誌の膨大な発行部数に刺激を受け、「よし!日本で世界一の雑誌を出して、全世界をびっくりさせてやろう!(当時の雑誌の最大部数は『主婦之友』の24万部。)」という想いから、野間清治(講談社創業者)の最大の雑誌事業。
重版重版で初号は、合計74万部が市場に送り出されたが、返品率2%。日本出版事業始まって依頼の快挙を達成する。
さらに、二号三号も莫大な広告費をかけ、日本出版史上初めて発行部数100万部を突破!
無産階級から有産階級の子どもから大人まで、読者層の広さが特徴だった。また、文学、哲学、科学といった教養的なものから、大衆小説、新講談、新落語、童話、踊り、歌、小話などの娯楽的なもの、伝記、教訓、経済の話などの「為になる」話まで、内容の幅広さも人気を博した理由であった。
戦前の講談社の看板雑誌であるとともに、「雑誌の黄金時代」を築いた伝説的雑誌。家庭こそ『キング』のねらいの第一の的で、「一家一冊」というのが『キング』の宣伝語であった。
出版関係、出版文化研究者、必読の書。
何故、「キング」は創刊されたのか? 何故、これまで『キング 復刻版』は学術書として刊行されなかったのか?
「売れる」・「売る」というエッセンスが凝縮された、伝説的雑誌の待望の復刻。
オールカラー(原本の色を再現)!
創刊の1925年新年号から終刊の1957年12月号までの32年間は、大正デモクラシーか ら昭和ファシズム、GHQの占領を経て戦後復興に至る激動 時代である。
この現代日本社会の成立期は、文化史上まさに 「『キング』の時代」なのである。
《国民大衆雑誌》 『キング』は「日本一おもしろい、日本一為になる、日本 一安い雑誌」を謳い、19258年新年号として前年12月に 創刊された。
構想5年、外国雑誌の膨大な発行部数に刺激を受け、「よし!日本で世界一の雑誌を出して、全世界をびっくりさせてやろう!(当時の雑誌の最大部数は『主婦之友』の24万部。)」という想いから、野間清治(講談社創業者)の最大の雑誌事業。
重版重版で初号は、合計74万部が市場に送り出されたが、返品率2%。日本出版事業始まって依頼の快挙を達成する。
さらに、二号三号も莫大な広告費をかけ、日本出版史上初めて発行部数100万部を突破!
無産階級から有産階級の子どもから大人まで、読者層の広さが特徴だった。また、文学、哲学、科学といった教養的なものから、大衆小説、新講談、新落語、童話、踊り、歌、小話などの娯楽的なもの、伝記、教訓、経済の話などの「為になる」話まで、内容の幅広さも人気を博した理由であった。
戦前の講談社の看板雑誌であるとともに、「雑誌の黄金時代」を築いた伝説的雑誌。家庭こそ『キング』のねらいの第一の的で、「一家一冊」というのが『キング』の宣伝語であった。
出版関係、出版文化研究者、必読の書。
何故、「キング」は創刊されたのか? 何故、これまで『キング 復刻版』は学術書として刊行されなかったのか?
「売れる」・「売る」というエッセンスが凝縮された、伝説的雑誌の待望の復刻。
オールカラー(原本の色を再現)!
刊行年代
解説(敬称略)
佐藤 卓己 (京都大学大学院教育学研究科教授)
国民メディアとしての『キング』
『キング』デジタル復刻版の刊行は、大衆文化研究やメディア史研究の進展に寄与するのみならず、日本現代の文化研究の水準を大きく変える画期となる可能を秘めている。それは全国紙『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』の紙面が電子版で読めるようになった際の衝撃にも比較できるかもしれない。また、『キング』創刊の 1925 年新年号から終刊の 1957 年 12 月号まで 32 年間は、大正デモクラシーから昭和ファシズム、GHQの占領を経て戦後復興に至る激動時代である。この現代日本社会の成立期は、文化史上まさに「『キング』の時代」なのである。 (・・・ 一部抜粋 ・・・)
国民メディアとしての『キング』
『キング』デジタル復刻版の刊行は、大衆文化研究やメディア史研究の進展に寄与するのみならず、日本現代の文化研究の水準を大きく変える画期となる可能を秘めている。それは全国紙『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』の紙面が電子版で読めるようになった際の衝撃にも比較できるかもしれない。また、『キング』創刊の 1925 年新年号から終刊の 1957 年 12 月号まで 32 年間は、大正デモクラシーから昭和ファシズム、GHQの占領を経て戦後復興に至る激動時代である。この現代日本社会の成立期は、文化史上まさに「『キング』の時代」なのである。 (・・・ 一部抜粋 ・・・)
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近現代史、近現代文学、メディア史、大衆文化史、教育史、政治思想、社会、芸能、芸術、民俗学、漫画などの研究者、大学図書館、公共図書館
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キーワード
- キング
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